天草の植物
木本編(種子植物門 被子植物亜門 双子葉綱)

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アコウ<雀榕>
クワ科 Ficus wightiana
高さ10m以上にもなる常緑高木。幹や枝からは気根が出て、傷つけると白い乳液が出る。天草をはじめ南国では防風、防潮のために植樹されている。

ハマヒサカキ<浜姫榊>
ツバキ科 Eurya emariginata
高さ2〜4mの常緑低木で海岸に低木林をつくることもある。生垣、公園などによく植え込まれている。葉身は厚くて硬く、表面に光沢がある。
ハマボウ<黄槿>
アオイ科 Hibiscus hamabo
入り江のどろ浜に群がって生える落葉低木で、皮が強くて簡単には折り取れない。葉は厚くて、裏には灰色の毛が多い。花は夏で、美しい花を枝先につける。がく片、花弁は5枚で、花のもとには数枚の包がある。おしべはくっつきあって筒状になり、5個の花柱はその中をのびて柱頭がある。果実には毛が多く5つにさける。関東南部から西の海岸にはえる。高さ1〜2m
花期は夏、関東南部より以西に分布。
シャリンバイ<車輪梅>
バラ科 Rhaphiolepis umbellate
高さ1〜4mになる常緑低木。葉は倒卵形で先はとがらず丸みを帯びる。花期は5月で白い花が咲く。海岸の林内に普通に見られるが、車道の植え込みや庭木としても用いられることが多い。

トベラ<扉木>
トベラ科 Pittosporum tobira
葉は互生で、枝の上部に集まってつき、形は倒卵状長楕円形である。光沢がある。天草ではこの根にキイレツチトリモチ(Balanophora tobiracola)が寄生するとされている。

ハマジンチョウ<浜沈丁>
海岸の砂礫地に生える常緑低木で富岡湾の巴崎に群生する。高さ約1.5mで、全体無毛。葉は黄緑色でやや肉質。ここのハマジンチョウ群落は県指定の天然記念物となっている。奥にアラカシ他があるが、砂嘴の先端部付近で、周りを海で囲まれているにもかかわらずアラカシなどがあるのは、海岸植物であるハマジンチョウが潮をかぶるなど堤防の役目をしているため、それに守られて生息していると考えられる。花期は1〜4月。
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